最も手軽で文化的な行為
この二日間、全く元気が出ない。食欲もなく、少しの頭痛と、動くと体がだるくなる。
だから今日も昼過ぎまで布団から出られなくてアンナチュラル見てたし、昨日はソファーに寝そべって推しの子を見てた。
寝ようと思えば寝られたから、お腹は減ってないしできるだけ横になってようと思ってたら、姉がごはんをチンし始めて、部屋にパスタの良い香りがファーンと漂ってきた。
匂いを嗅いだらなんだかご飯が食べたくなってしまって、1時半くらいにのそのそ起き始めた。
それから大戸屋で、何か温かいものを食べねばと、チキンかあさん煮を食べた。
もぐもぐしてる内に、この二日間動けなかったのは、心が疲れていたんだなっていうことに気づいた。
心が疲れると、半分くらい死んだような心持ちになる。私は自分の気持ちに気づくのが遅いから、今このご飯を食べている時にハッと気づいた。ご飯を食べていると、生きていると思う。チキンカツにかかってるおろしやなめこに、可愛さを覚える。無くても食べる分には申し分ないけど、そこに乗っかってるだけで全く違う顔を見せてくれるし、少しの気遣いがいじらしい。
今日もわたしはこの鶏肉やおろしやれんこん、にんじん、ほうれん草その他たくさんの食材たちに生かされている。
という考え事をしてたら、足元がホカホカしてきて、体もなんだか少しだけ元気になった。
食べる行為って、とても尊い。どんな瑣末な食べ物であれ、生きていることを自覚させてくれる。だから、どんなものでも美味しくいただきたいものだ。
帰りに甘いものとコーヒー飲んでこ〜