守りたいもの

 映画刀剣乱舞、黎明がとても良かったので前作の継承を観た。

 

物語にもさまざまな感動を呼ぶストーリーがあるけど、映画刀剣乱舞という作品は今の私にのってとても響くものがあった。

本丸、という組織の中で審神者に仕えている立場ながら、各々が守りたいと思ったものを、身を呈しながらも守っていく。

刀という存在そのものが、形が無くなるその日まで人間の生命をを守り続ける役目だからこそ、よりそういった気持ちが強いのかも。

そうだよな…人間の命は儚い。儚いからこそ、その燈を消えないよう側にいてくれる仏様のような存在が形になったのが刀なのかな。

そしてその、弱き命の願いを叶えようとしてくれる神様もまた尊い

 

刀という強く逞しくあり続ける姿を見ることで、私はとても弱く脆い人間なのだと自覚させられる。だけどそんな勇姿を見ることで、今の自分が守りたいものは何か、ということを考えさせてくれる、そんな大好きな映画。